和歌山ラーメン
井田商店 先住職の兄弟子でもあり遠縁でもある和歌山市の住職の津送並びに新忌斎(四十九日法要)にでかけました。その帰りに折角、ここまで来たのだからと、ご当地ラーメン店へ。 ナビで一件目の店は定休日、2件目は閉店しており、駅前の3件目が、この井田商店でした。 とてもこじんまりとしており、店内も狭く15人ほどでいっぱいになるようなお店でした。 メニューは、ラーメン、特製ラーメン、大盛ラーメンのみ。あとはテーブルに鯖すしとたまごがあるだけ。 4時頃行きましたが、5,6人の人。この時間でこんなんだから、食事頃には一杯になるんでしょう。 トイレを借りると、厨房の奥のため、調理をしているところが見れました。 届いたラーメンは,とてもシンプル。スープは 醤油とんこつで濃厚ながら、とってもおいしい。たまごでも入っているのかしら、と思わせる口の中にまったりとした感じがある。具はご覧のとおり。熱々でのラーメンだからとんこつ油系も気にならないのであって、冷めていたら油のネットリ感あるのじゃないかな。 近くにいた人はスープを全部飲み干していました。 麺は柔らかなちょっと細麺。ツルツルとした食感。量はそんなに多くないから、遅い昼でおなかが減っていない私にはちょうど。 食事にこれだけではちょっと物足りないでしょう。大盛りかテーブルにあるお寿司に手が出ていたでしょう。 帰りに土産用のパック3人前、1050円を購入。(この店だけかと思いきや、帰りのSAにも同じ物が並んでいてちょっとがっかり) ラーメン600円でした。 おいしかった。 そういえば、この日の朝、NHKで和歌山ラーメンの起源を紹介しており、日露戦争で61連隊が中国でこの味を覚え、帰国して和歌山で作ったのが始まりだとか。 歴史のあるラーメンです。